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皮膚そう痒症
皮膚そう痒症について
見た目にはなにもできていないのに痒みを感じる病気です。ちょっとした刺激でとても痒くなってしまいます。全身にかゆみが起こる場合と、頭部、陰部、肛門周囲などの限られたところのみかゆみが起こる場合があります。
皮膚そう痒症の原因
かゆみは、皮膚に存在するかゆみ神経が刺激されることによって起こります。原因として多いのは皮膚の乾燥です。そのほか、腎臓、肝臓・胆道、糖尿病やホルモン異常、血液や内臓の悪性腫瘍、さらに内服薬なども原因になっていることがあります。
皮膚そう痒症の治療について
肌が乾燥していることも多いので保湿薬をしっかり塗ることも大切です。
抗ヒスタミン薬もある程度の効果が期待できますが、皮膚そう痒症の痒みはヒスタミン以外の物質によっても生じていると考えられ、完全に痒みをとめることはできません。
原因となっている病気がある場合にはその治療が必要です。
何気ない生活習慣が悪さをしている場合もあります。以下にはご注意ください。
- 熱すぎるお湯やタオルでのゴシゴシ洗い
- ウールや化学繊維
- 汗をかいたまま放置
- アルコール